死後の変化。生命

死後の変化死後、体芯温度は減少する。

体温の低下速度は、死亡時の体温や死体の大きさ、環境や着衣など、いくつかの要因によって変化する。

哺乳類では、死体が腐敗するより前に死後硬直が始まる。

死体硬直の発現までの時間とその持続期間は、死亡時の筋肉の体温と、気温に影響を受ける。

死体硬直は通常、死の2-4時間後に始まり、筋肉はこの過程で、筋原線維内にあるATPと乳酸アシドーシスの有効性が減少するため、徐々にこわばっていく。

死後9-12時間経過すると、死体硬直はおわる。

また気温が十分に高ければ、死体硬直は起こらない。

もう一つの死後の反応に死斑がある。

死後、溶解酵素が漿膜から放出され、フィブリノゲンの溶解性分解を引き起こす。

血はこの過程で死後30-60分以内に永久に非凝固性になる。

重力による血の貯留は皮膚色の特徴のある変化をもたらす。

死斑は死体の体重を支えている位置にある皮膚から出来始める。

死斑は死後2時間以内に発現し、8-12時間で最大になる。

死斑の色は死因と環境で異なる。

死斑の広がりは、死体の表面にかかる圧力によって異なる。

update:2010年02月19日